食品のプラス、マイナスの関係
食品にはすべてプラスと、マイナスの食品に分けられます。自然の食糧素材はプラスが多いのですが、毒キノコなどは自然の素材であってもマイナスの素材となります。
このプラス、マイナスの考えは栄養分の多い、少ないという考えを基準としているのではありません。普門堂鍼灸院が開発した脈診術で検査すると、身体が欲しがる度合いが、数値的に現れると分かったのです。
発酵食品には特に数値的に高い値が出る事を考えると善玉菌など、腸内環境にとって良い素材を身体が欲しがる傾向があるものと思われます。
食料であっても食品添加物が入るとマイナスの食糧となります。添加物の種類と量により、マイナス1倍~マイナス7倍に分類されます。これは腸内環境が食品添加物を毛嫌いしている数値だと思われます。
新鮮な食糧や発酵食品はプラスの食品が多くあります。特に発酵食品の場合は栄養価が飛躍的に高くなります。大豆はプラス1倍ですが納豆菌で発酵するとプラス7倍になります。良い食品はプラス1倍~プラス7倍に分類されます。
食事ではプラスの食品も、マイナスの食品も一緒に食べますので、その時、混ぜ合わさった食品がどのようになるか? を脈診術で検査してみました。
* マイナス7倍のドレッシングと、プラス7倍の玄米酵素を混ぜ合わせるとプラマイ0倍になりました。
* マイナス7倍のドレッシングと、マイナス7倍のジャムを混ぜ合わせるとマイナス9倍になります。7倍と7倍で14倍になるかと思ったが9倍で止まりました。
* マイナス7倍のドレッシングと、マイナス7倍のジャム、マイナス7倍の缶コーヒーの3つを混ぜ合わせると9倍のままでありました。
* プラス7倍の玄米酵素と、プラス7倍のレモン酢を混ぜ合わせるとプラス9倍になり、それにプラス7倍の梅酒を混ぜ合わせると9倍のままでありました。
* このことからプラスもマイナスの食品も2つを混ぜると9倍まではなるが、それ以上を混ぜても9倍以上にはならないことが分かった。
上記の実験結果から推定されることは、食事も良い食品と悪い食品を食べている人は、その差引の差が腸内環境に影響されていると思われます。
インスタント物の手っ取り早い、悪い食品ばかりを食べている人は、マイナス9倍の食事を毎日している事になります。かなり腸内環境にダメージを与える生活をしています。
手造りの良い食事だけで生活している人の場合は、毎日プラス9倍の食生活をして腸内環境を良い方向に向けていると思われます。食生活の何が悪くて、何が良い食品か? この問題が全く分からないままで、試行錯誤しているのが現代人であります。
普門堂鍼灸院では脈診術で「食べて良い食品」「食べると害になる食品」の2種類の食品ランク表を作っています。これらの食品ランク表で大まかな食品の優劣を知ってください。
特に「食べると害になる食品」は、徹底的に排除することをお勧めします。それでも全食品の8割に当たる食品に添加物が混入されています。これは良い食品だと信じていても悪い場合があります。
根本的には素材そのものは総てプラス食品であるという原則です。野菜、果物も農薬が掛っているとはいえ、生きている素材です。食品添加物で加工された食品とは比較にならないほど良い食品なのです。
新鮮な野菜、果物、魚、海藻、貝、スライスしただけの肉、干物、発酵食品、乾燥食品、穀物、などは総て原則として優秀食品であります。
食品添加物を混入された食品はすべてマイナスの食品と考えて下さい。インスタント食品、レトルト食品、冷凍食品、冷凍菓子、缶コーヒー、牛乳、
ハム、ソーセージ、ドレッシング、マヨネーズ、焼き肉のたれ、ソース、ダシの素、ボトル飲料、などです。
食生活においてプラス食品、マイナス食品があるという事を念頭に置いた食生活をして下さい。プラス食品が多い食事をしていると腸内環境が改善され、健康の基礎がしっかりとしてきます。