人間生活をしていると毎日色々な疑問が沸き起こってくる。何で自分はよく風邪を引くのだろうか? 何故こんなにも便秘に悩まされるのだろうか? などの身体に対する疑問もあれば、あいつとは何で人間関係が悪いのだろうか?
疑問は生活するうえで果てしないほど湧いてくる。その疑問を解決して悠々と人生を送っている人もいれば、身体の不調があればすぐお医者さんへと直行する人もいる。
身体の不調は自分の生活習慣の中に悪い事があるから病気になったのであるから、その悪いところを解決すれば一番治りが早い。ところがお医者さんに行って薬を貰いその症状が無くなればそれでお終い。
これでは何時まで経ってもその悪い生活習慣が治っていないので、その病気は何回でも繰り返し出てくる。
松下幸之助さんは電気が引かれて家庭に電気が灯った時、こんな便利な電気をもっと多くの部屋にも灯したいのだが、出来ないものか? と言う疑問が湧いた。 そこで考え出されたのが二股ソケットである。
非常に簡単な二股ソケットを皮切りに、次々と疑問を見つけてはそれを解決して製品化していった。そのスタートが今のナショナル電気【松下電器】に発展したきっかけである。
私たちは疑問を何時も抱えているが、それを自分で解決しょうとはしない。せっかく湧いた、大切な疑問、それを他人の手を借りて解決してしまう。その為、問題の根本を解決できないで済ましている。
これほどもったいないことは無い。特に自分の病気に関してはお医者さんに丸投げではなく、自分の中の何処に悪いところがあったのか、根本を考えて欲しい。ここを解決できれば、本当の健康体になれるのだ。
【疑問】それは神様が与えてくれた素晴らしいプレゼントである。疑問は大切に、必ず解決して見せるぞと言う意気込みで、対処して欲しい。疑問こそ根本を見詰めなおす鍵になるのだ。
沖縄の翁長知事は癌と分かってからすぐに手術と抗癌剤治療後、3ヶ月で、あの世に行ってしまった。癌と分かる前までは、ピンピンして政治のど真ん中で頑張っていた人である。
それがたった3ヶ月であの世に行くのはオカシイ。癌と分かって何もしないでも、1年や2年は生きていただろう。それが手術、抗癌剤、放射線と次々に身体にとって過酷な攻撃を加えるものだから3ヶ月で死亡と言うことになったのである。
翁長知事は基地反対闘争で県民の意見を代表して、明けても暮れても政府と戦ってきた。その精神的な負担は、年老いた知事の身体には過酷過ぎるものがあり、癌を誘発したものと思われる。
癌と分かった時、自分の中で何処に原因があって癌になったのか? 疑問を見詰めなおし、それにどう対処すればよいか、根本を取り除くことを考えて欲しかった。
癌と分かった時、自分の過去を反省して精神的な負担が原因と分かったならば、知事を辞職して後輩に譲り、自分は沖縄の自然の中で悠々自適の生活に入り、ゆったりとした生活を送れば、10年は生きられたかもしれない。
競泳の池江璃佳子選手は、世界選手権で5個の金メダルを取った日本のエースだ。その池江さんが、18歳の若さで白血病になってしまった。すぐに病院に入院して抗癌剤治療をしている。
自分が白血病になったのは何が原因か、その疑問をしっかりと見詰めなおして観る事が必要だ。5個の金メダルを獲得するために、どれほど過酷な練習を積んできたことか? 自分には分かるはずだ。
その疑問を解かずに、お医者さんに自分の身体を丸投げして抗癌剤治療に専念する。そこにとんでもない間違いである。18歳の元気盛んな人間でも過酷過ぎる練習は白血病を誘発するのだ。
まず、その過酷な練習が原因と分かったならば、練習をいったん中止して、身体を休めると共に食生活も改善して、ゆったりとした気分で2~3ヶ月休養を取れば、若くて元気いっぱいの池江選手なら白血病も自然に治るものと思われる。
お医者さんは癌などの病気は治らないものと決め込んでいる。その為、攻撃的な治療をドンドン加える。体力はそのたびに低下して、オリンピックどころか自分の命さえも危ない状態に追い詰められる。
手術、抗癌剤、放射線などの裏道、近道で簡単にすり抜けようと考えるため、日本には何10万人という末期癌で苦しんでいる癌難民が救いを求めている。
標準治療で追い詰められ、もうダメだと分かってから、代替治療に救いを求めてくる末期癌患者さんが後を立たない。
【疑問】それは神様が与えてくれた、大切な贈り物だ。素直にその疑問を受け取って、自分の過去を反省して観ると、自分のことであるから大体の見当は付く、根本が判ればその根本をしっかり取り除く生活をすることが王道である。
王道を歩めば、癌は自然退縮して何時の間にか消えてしまうことが多い。