糖尿病、心臓病、肺炎、などのように癌と言う病気は、普通の病気と同じ仲間なのだと考える。それなのに何故、癌は恐れられ特別な病気として扱われているのか? そこには現代医学の誤りが、癌を特別な病気に仕立て上げていた。
癌は何もしなければ、痛くもないし髪の毛が抜けることも無い。手術、放射線、抗癌剤など攻撃的な薬剤の投与で無理に身体に負担を掛けている結果、癌治療といえば怖いものと言う感覚が庶民の中に植えつけられたのだ。
近藤誠医師が言っているように、癌になっても何の治療もしなければ、糖尿病、心臓病、肺炎などと同じレベルの死亡率で推移しているだろう。癌だけダントツの死亡率で右肩上がりに上昇しているのは、医学の誤りによるものだ。
確かに、手術、放射線、抗癌剤による治療は目の前にある癌を、眼に見える形で取り除いたり、小さくすることが出来る。それは人間を機械の一部のように故障箇所を、取り外して入れ替えようとする短絡的な考えである。
元気な人でも、風邪引き、過労、過食、精神的な疲労、などの環境の変化で、体内の癌細胞は一気に5千個もの癌を発生させる。それを免疫細胞が丹念に取り除いて身体を正常に戻している。
たまたま、その過労が重なった時、癌細胞として塊を作るのだ。その人の身体に掛かる過労を取り除いてやれば免疫細胞の働きで、癌の塊は速やかに排除される。
現代医学の誤りは、過労の原因を突き止めようとせずに、癌の塊だけを取り除こうとする近視眼的な処置に問題がある。もともと、身体に掛かる負担が元で癌細胞は出来たのだ。
その身体に大きな負担となる手術、放射線、抗癌剤で癌を取り除いたとしても、身体に掛かる負担は増大する一方になる。大きな負担は癌細胞を一気に何万個もの癌細胞を生み出す事になる。
身体の免疫細胞はその癌細胞を必死になって取り除くのだ。ところが、抗癌剤など、攻撃的な薬剤で癌を縮小させる場合、身体にかかる負担も大きくなる。しかも、抗癌剤は何クールも持続して投与される。
その為,身体への負担は増大するばかりだ。このため癌細胞は果てしなく全身に増殖をして、再発、転移、という経過をたどる。
現代医学は目先の癌細胞を取り除くことばかり考えているところに誤りがある。ウイルスは、身体が弱っている時、ウイルスは一気に全身に蔓延する。
癌細胞も弱った身体の中では、ものすごい勢いで増殖をするのだ。
それは人間が考えた以上のスピードで、増殖や衰退を繰り返している。身体が弱った時には増殖をして、元気な時は衰退している。
池江璃花子選手のように18歳であっても、世界選手権で5個の金メダルを取るような快挙を成し遂げた裏には、過酷な練習が繰り返されていたものと思われる。その結果、白血病となったのだ。
身体への負担は、いくら若いからといって、無理を重ねているのは良くない。癌の増殖するスピードは、身体への負担が大きいほど速くなる。18歳の若さだろうが、お年寄りであろうが関係ない。
お年寄りの人に癌発生率が高いのは、年齢による身体の弱りが関係して、少しの負担でも癌細胞は増殖するようになっている。免疫細胞も力が弱く、癌を撲滅する能力に欠けている為だ。
その人によって癌になる原因は違う。過食、間食、酒、タバコ、精神的負担,過労、好き勝手な生活、真面目すぎる性格、などにより身体への負担は違った形で圧し掛かってくる。
癌と宣告された人は自分の癌はどの形の負担が原因で、癌になったのか振り返って考えてみると思い当たる節があるはずだ。その原因となった負担を取り除くことこそ、癌を自然退縮に導く決め手となる。
手術、放射線、抗癌剤は裏道や近道で、安直に癌を全滅させようとする姑息な手段である。ひとつ間違えば取り返しの付かない再発、転移となって急速に癌細胞は増殖する。
現代医学の常識が間違っているからこそ癌の死亡率は右肩上がりで上昇する。
正々堂々と真正面から癌に立ち向かうと、癌は恐ろしい病気ではなくなる。医者にがん治療を丸投げにしてはならない。
自分が癌をしっかりと見詰めて、真正面から癌に対応した生活に変えることだ。自分の中に持っている免疫力こそ、本当の癌撲滅をする手段となる。自分の中に持っている自然治癒能力を信じて対処して欲しい。