野草のパワー

 

 何処にでも生えている野草、その凄いパワーは癌を自然治癒に導く栄養素として欠くことの出来ない存在です。野草は雑草の中に混じって生存競争を勝ち抜いた草です。農薬散布は無く、肥料もなく、痩せた土地で、育ちます。

 

 当然、虫も集ってきて、葉を食べようとします。雑草の葉を良く見ると、食べられてはいますが、全部食べられて枯れてしまうほど食べられる事はありません。一部、虫食いで穴が開きますがそこで留まっています。

 

 虫に食べられかけると、それに対抗する何らかの物質を出して、それ以上食べられないようにしていると思われます。

 

 それに引き換え、農家で作る野菜は、生存競争がない、肥料はたっぷりくれる、虫が付いたら農薬で殺してくれる、化学肥料で丸々太る。等、人の手が入っているだけ弱く、農薬、化学肥料、による身体に害のある要素も含んでいます。

 

 丸々と太ってはいるが、生存競争がないだけ、栄養分や虫に食われても跳ね返す力などがほとんどない為、農薬散布をしないと全滅してしまう野菜が多いのです。

 

 食物繊維、ビタミン、ミネラル、カルシウム、酵素、などを多く含んだ野菜類は癌征圧の切り札として、多くの食生活で癌を治す本には、野菜類を主体とした食生活の本が溢れています。

 

 癌を食生活で克服する意思で、戦っている癌患者さんも多く、かなり思い切った食生活に切り替えても、癌細胞が消えないで、1進、1退、現状維持をしている患者さんが多くいます。

これはいくら良いと思われる食生活をしていても、総ての良い食品にも必ず少しは身体に害のある部分が含まれていると考えられるからです。しかし、食生活の改善はした方が、癌の増殖を食い止める効果はあります。

 

食生活改善で癌の増殖は食い止められたが、癌は一定の大きさのまま、動かないという患者さんが居る。こんな時こそ、野草のパワーが切り札となって活躍することがあるのです。

 

 生存競争を勝ち抜いてきた野草は、農家で栽培されている野菜の数倍ものビタミン、ミネラル、その他の栄養素と神秘的な、科学では解明されていない

野草のパワーがあるのです。

 

その野草のパワーが、腸内に取り込まれた時、腸内細菌に未知のビタミン、ミネラル、などが作用して画期的な免疫細胞を造りだす可能性があります。

 

僻地で暮らしている超長寿村の少数民族に癌という病が全くないという事は、野草のパワーと同じ状態の作物を食べている可能性があると考えられます。

 

ヨモギ、タンポポ、セリ、ぜんまい、ツクシ、ドクダミ、ノビロ、などの野草を山や河原で採取して食べると良いでしょう。東城百合子さんの書いた【薬草の自然療法】という本を参考にして下さい。

 

癌の治療で行き詰っている方は、野草の力を利用すると良い。野草はスーパーでは売っていません。その為、取りに行くにも手間がかかります。一番良いのは、ドクダミ茶(ドクダミを乾燥させたもの)をJAの市場で買ってきて、煎じて飲むのが良いでしょう。

 

緑茶、紅茶、番茶、コーヒー、などのお茶類は値段も高く、高級品も多いのですが、ポリ袋に入れられたドクダミと、脈診術で比較してみると、ドクダミの方が飛びぬけて良い脈になります。

 

手を加えて大切に育てられたお茶類と、野生のドクダミでは、そのパワーは遥かに違います。本物の食品は限りなく、自然に近い所にこそ存在しているのです。