癌は自然退縮が王道

 

 癌細胞は、どんな健康な人でも、毎日5000個も癌が出来ています。健康な人はそれらの癌を免疫細胞が見つけ次第、攻撃して抹殺しています。早期癌などは、知らないうちに自然退縮して癌が無くなっている人は大勢いるのです。

 

 検査で見つけるから大慌てで癌の手術に走りますが、自然退縮させれば問題ないのです。ただ、早期癌といっても癌が出来たという事は、その人の、生活の中に間違った食生活、ストレス、過労、不眠、薬剤などの化学薬品、など体に害のある生活が繰り返されていた結果なのです。

 

 その間違った生活を続けていれば、癌はだんだん大きくなります。上記の間違った生活を正せば癌は速やかに退縮するのです。医者は自然退縮など稀にしかないと言いますが、5000個も生まれている癌を毎日取り除いている免疫細胞は、ちゃんとした生活をしていれば猛烈な力を発揮します。

 

 文明が発達した先進国ほど癌が多く、アフリカ奥地やフンザ、コーカサス、中国の奥地などには癌という病気はありません。日本でも昭和初期まで癌は稀にしかなかったのです。それが最近では年々癌で死亡している人が増えています。

 

 食品添加物、薬などの科学薬品、農薬、酸化した油など体に害のある食品が大量に出回っています。又、野菜、果物、海藻、魚、貝、発酵食品、などは余り取らずに、甘いお菓子、スカックガシ、甘い飲料水、ケーキ、お饅頭、おせんべい、ハム、ソーセージ、などの害のある食品を食べていると癌になります。

 

 それでも50歳までは体内の、酵素の力が強いので癌が発生する確率は極めて少ないのです。ところが50歳を過ぎて酵素の力が弱まると、癌の発生率が高まり、年齢と共に2倍、4倍、8倍、と増えてゆきます。

 

 80歳を過ぎた人の身体を極めて正確に検査すると、ほとんどの人が1個や2個の癌は持っていると言われています。癌を持っていても痛みもせずに、普通の生活が出来ます。それは癌といえども、人間の細胞ですから、よほど大きくなったり、播種で多くの癌が散らばってしまわない限り、積極的な痛みを出すことはありません。

 

 済陽高穂先生は癌に対する食生活の第1人者であります。その済陽先生も癌の自然退縮は稀なものと考えているようです。その証拠に食生活も3大化学療法をしながら行うべきだという事を言っているのです。

 

 食生活の重要なところは食生活を変えることで、腸内の環境を良い方に変化させる所にあります。ところが済陽先生は3大化学療法をしながら食生活を実行するように勧めています。

 

 特に抗癌剤治療は腸の中をメチャメチャにする作用がある為、栄養も免疫細胞も育たないのです。食生活は腸の中の環境を良くする為にあるのですから、化学療法をしながらの食生活は、爆弾を落としながら野菜を作っているようなもので、とても癌の自然退縮は期待できません。

 

 済陽先生も医者です。医療の牙城を侵すような言動は出来ないのかも知れませんが、もし本気で抗癌剤を使用しながら食生活を説いているのなら、癌の自然退縮の出来る医者ではないと思えます。

 

 癌を自然退縮させた患者は沢山います。オデキ、湿疹、水虫、50肩、糖尿病、など普通の病の場合は、何の治療もせずに其の侭にして置いても、自然に治ることが多いのです。

 

 何故、癌だけが一度なるとドンドン大きくなって取り返しのつかない病気になると言われているのか? そこには医療の現場に携わる医師たちの思惑が、癌は必ず大きくなるという固定観念が植えつけられていると思われます。

 

 そういう固定観念に縛られてはいけません。腸内環境、生活環境、精神生活、などを変える食生活、社会生活、人間関係、を変える事によって必ず、癌は自然退縮します。

 

 小さな癌で1期、2期までは必ず治るからという甘い言葉に乗せられて手術などの、近道をして治してしまおうと考える人が大勢います。癌は癌になるような体質になる生活をしていたからなったのです。

 

 その生活をそのままにして、癌だけを取り除いても、すべての細胞は癌になる体質になっているのですから、再発する可能性は高いのです。生活を正して、癌を自然退縮させることを考えるのが王道であります。そこには2度と癌にならない体質が築かれて、本当の健康体になるからです。