この題を見て、おかしいなと感じる方が多いと思います。癌は正常細胞が変化して、癌になったものです。したがって末期癌になるまでは、おとなしく過ごしてくれます。
全く何の処置もしないで置くと、癌は30年ぐらいかけて徐々に成長します。その間は、全く癌が出来ている事すら気付ていない人が大半です。 末期がんとなって死亡する半年前ぐらいから、痛み、出血、発熱、痩せる、といった症状が出てきます。その間、29年は全く気が付きません。
癌の検査で早期発見されて、抗癌剤治療を受けると、痛み、発熱、抜け毛、嘔吐、など様々な症状が出てきます。これは癌の発する症状ではなくて、手術や抗癌剤の症状なのです。
癌の治療を受けて、これらの症状が出た時に、多くの人は癌が暴れまわって、この症状が出ていると錯覚しているのです。その証拠に手術や抗がん剤の投与が終わって1カ月ぐらいたつと、この症状は治まります。
もし癌細胞が、この症状を発しているのなら、これらの症状は無くなることはありません。再発や転移をした時点でも症状は出てきません。抗癌剤治療をするとあらゆる症状が出てくるのです。
癌細胞自身が痛みなどの症状を発するのは、末期がんで死亡する半年位前からです。それまでは何もしなければ平穏に生活をすることが出来ます。がんが転移して、入退院を繰り返し、5年間ぐらい、あらゆる症状に悩まされて、死亡する人がいます。
これは抗癌剤の繰り返し投与による、症状であります。最後だけ癌の痛みが出ますが、これは仕方がありません。
その人にもよりますが、癌細胞は20年~40年かけて、ほんの少しずつ成長します。その間は全く気が付かないほど、ひっそりと成長しているのです。その癌を検診などで発見しても、手術や抗癌剤治療はしない方がよいのです。
体質の改善に努力して、癌を冬眠状態に置くことが最良なのです。