癌と腸の関係

 腸内細菌と癌の関係は切っても切れないほど、重要な関係にあります。腸内には約100兆個もの腸内細菌が住んでいます。その種類も1000種類もあるといわれています。

 

 その細菌が善玉菌2割、日和見菌7割、悪玉菌1割、の割で生息しています。食べ物の種類や量によって、腸内細菌は活発になったり、枯れたり、善玉菌優勢になったり、悪玉菌優勢になったり、それはもうめまぐるしく変化しています。

 

 善玉菌優勢になると日和見菌が加勢して、腸内をきれいにします。免疫細胞もどんどん生産され、体内環境も良くなります。悪玉菌が優勢になると日和見菌は悪玉菌に加勢して腸内環境を悪くします。その影響で血液ドロドロや慢性病の温床となります。

 

 ほとんどの人は健康に気を付けた生活をしていますが何故、癌はいつまでも右肩上がりで増えるのでしょうか? そこにはいろいろな原因がありますが、意外とひそかに悪役になっているのが間食であると思います。

 

 3度の食事でほとんどの人は100%のエネルギーが入ってきます。体内にある70兆個の正常細胞が満足する量です。これだけでは何の悪影響もありません。正常な日常活動が送れます。

 

 ところが午前中のおやつ、和菓子1個と紅茶、午後のおやつはケーキ1個とコーヒー、夜寝る前は軽く、甘いミカン、又はブドウ。この些細な間食が大きな問題となって慢性病を引き起こします。

 

 この間食は、それぞれ5%のエネルギーとします。1日3回ですから合計で15%のエネルギーとなります。正常細胞は100%のエネルギーで満足していますから、追加のエネルギーは必要としないのです。

 

 この余分なエネルギーは、脂肪として体内に蓄えられます。しかし、間食をする生活が何十年と続きますと、やがて高血糖、高脂肪、高タンパク、血液ドロドロとなり、慢性病である糖尿病、脂肪肝、腎臓病など、様々な病気を引き起こします。

 癌はこのような体質を好みますから、どこかでひっそりと成長を続け、10センチくらいの大きさになって、初めて癌と宣告されビックリするのです。

 

 自分では全く悪いような生活は送ってないと、自負している生活の中に間食という悪役がいました。子供のころから親が与えてくれた間食、大人になっても、普通に食べている間食です。

 

 腸内細菌は余分のエネルギーを黙々と、何十年も処理してきたのです。加齢とともに悪玉菌の勢力も優勢になり、免疫細胞の生産も鈍くなって、体内環境も悪くなってきたのです。

 

 癌と宣告されても驚くことはありません。腸内細菌の善玉菌を優勢にする食事を心がけると、免疫細胞も多くなり、体内の血流もサラサラになって、体液は弱アルカリ性に変化します。

 

 このような環境の中では癌細胞も増殖するのが難しくなり、冬眠を始めます。

腸内細菌と健康は切っても切れません。腸内細菌を意識した食生活、運動、良質の睡眠、笑いのある生活、の中で善玉菌はイキイキと復活して来ます。

 

 腸内細菌を信じて、正攻法で癌と向き合ってください。