癌の背景

 癌になるには、長年の不摂生による体内環境の悪化(低体温、低酸素、酸性体質、高血糖)と共に、各臓器の機能低下が考えられます。特に肝臓と腎臓は解毒作用を受け持っていますが、機能低下が進むと、毒素が身体の中を巡り始めます。

 

 そのような体内環境の中で癌細胞は育ってきます。ある一定の大きさに育った癌細胞は毒素を排泄して一層、体内環境を悪化させます。癌細胞に有利な環境に変えているのです。

 

このように癌が育つ背景には、全身的な代謝機能の低下があります。(各臓器の機能低下、体内環境の悪液質、癌細胞による毒素の流出)総合的に悪い体質になっていることが背景にあります。

 

 この悪循環をストップさせ、良い方向にリセットさせる為には、ここで思い切った対策が必要となります。化学療法による癌だけを標的にして排除するのでは、総合的な改善は望めません。

 

 最初にするのは断食だと私は思っています。まず、断食により各臓器を何日か休ませます。断食により栄養もストップしますので、各臓器は仕事を休み、臓器内部の修復に時間を掛けることが出来ます。

 

 また、悪液質の体内環境に対して、栄養をストップしますと腸内細菌も一時、休養が取れ、腸の中にある絨毛細胞も修復が進みます。この時に小便、大便から、毒素の排出が活発に促進されます。

 

 断食はある程度、各臓器の機能回復に道を付ける一端となります。又、悪液質の体内環境も断食により、小便、大便からの毒素の排出が進み多少の改善がみられることになります。これらは一時的な改善であり、これからが本番です。

 

 断食をすることによって少食の重要性が勉強できます。又、腹7分の少食生活も苦にならず、その後の食生活も継続して少食を実行できます。癌は正常細胞の20倍もの栄養を必要としています。

 

 その為、少食生活により栄養が少なく入ってくると、正常細胞と癌細胞の間で栄養の奪い合いが始まります。瞬く間に、栄養が無くなりますので、大食漢の癌細胞は増殖することが出来ません。

 

 また、腸内に入ってくる食物も少食でありますから、腸内細菌に負担が掛らず、腸内細菌による分解も活発になり、良い栄養素が体内に吸収されます。

 

 肝臓をはじめとする、各臓器も少ない栄養素で優秀な栄養が入って来る為、臓器にかかる負担も少なくなり、機能低下で喘ぎながら仕事をこなしていた時と違い、余裕を持って仕事が出来る為、毒素の分解も充分に出来るようになります。

 

 食生活の改善では、肉類、食品添加物、甘い物、お菓子、お饅頭、レトルト食品、インスタント食品などを廃止します。それに代わって野菜、果物、全粒粉の穀物、海藻、小魚、発酵食品などを取って頂きます。

 

 食物は加工すればするほど、食品添加物が余分に入ってきます。スーパーで売られている、全食品の8割に当たる食品の中に添加物が入っています。添加物は腸内細菌を殺す働きをします。

 

 その為、添加物の多い食生活をしていると、腸内細菌の働きが悪くなり毒物の混じった質の悪い栄養が取り込まれるため、肝臓、腎臓がフル稼働して毒物の排泄に毎日、過剰な仕事をすることになります。

 

 長年、食品添加物を取り込む生活をしていると、肝臓、腎臓の機能低下が進んできます。その挙句、肝臓、腎臓がその機能の限界に達した時、毒素の排泄が滞る事になります。悪液質の癌体質は内臓の機能低下が関係しています。

 

 内臓の機能低下と、体内の悪液質になった体内環境は食品添加物が大いに関係しているのです。昔は、食品添加物はありませんでした。その為、癌という病気は稀にしかありません。それが現代になると癌が飛躍的に増加していることを考えると、添加物が癌の元凶といえます。

 

 腹7分の生活、食生活の改善、適当な運動、良質な睡眠、精神的な安定、笑いのある生活等、基本的な生活環境を整えてください。癌細胞はそのような生活環境の改善で必ず自然退縮に導くことが出来ます。

 

 癌になった背景を完全に取り除くことこそが、本格的な健康になる原点であります。