抗癌剤はなぜダメか

 抗癌剤の作用、 癌細胞は盛んに分裂を繰り返し、増殖しています。その分裂をする時に一時期、弱い時があります。その弱い時に抗癌剤の毒素が入り込むと癌細胞の一部が減少します。これが抗癌剤の作用です。

 

 ところが正常細胞も盛んに増殖を繰り返している細胞があります。血液を作る骨髄造血細胞、口腔粘膜細胞、消化管粘膜細胞、毛根細胞、などは癌細胞と同じくらい増殖を繰り返しています。

 

 その為、抗癌剤を投与すると、癌細胞は少しばかり消滅しますが、正常細胞も同じくらい消滅します。副作用は正常細胞の減少によるものです。

 

 骨髄造血細胞が減少するとその副作用は赤血球、白血球、血小板などの生産が遅れ、貧血によるダルサ、深刻な感染症、出血が止まらない、などの副作用を引き起こします。

 

 毛根細胞が減少すると、頭髪をはじめ、眉毛などの脱毛が始まります。

口腔粘膜の細胞が減少すると、深刻な口内炎が起こり、痛くて食事が食べられなくなります。消化管粘膜細胞が減少すると、吐き気、下痢、食欲不振、栄養分の取入れが低下するなどの副作用が起きます。

 

 副作用の現れ方

 

*抗癌剤投与の当日に起きる副作用

アレルギーによる皮膚湿疹と痒み、吐き気、嘔吐、血管痛、発熱、便秘。

*投与から1週間以内の副作用

疲れやすさ、ダルサ、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢。

*投与から1週間~2週間の副作用

口内炎、下痢、食欲不振、胃もたれ。

*投与から3週間~4週間の副作用

 脱毛、皮膚の角化、シミ、手足の痺れ、膀胱炎。

 

*検査で分かる副作用、2週間~4週間後の検査で分かる

 肝臓機能障害、腎臓機能障害、赤血球、白血球、血小板の減少、貧血。

 

 この副作用の現れ方を詳細に検討すると、投与された抗癌剤の毒素は、肝臓で1回では解毒されないほど強烈であります。癌細胞を減少されるためには3~4週間の間、毒素の効果を持続させなければなりません。

 

 その為、副作用は4週間にわたって起きてきます。その間、肝臓は必死になって解毒作用をするのだが、4週間もかかってしまいます。肝臓で、1回で解毒されるほど弱い毒素では癌細胞には効果がありません。

 

 他の薬と違う点は、強烈な毒素を含み、4週間も持続、毒素で癌細胞を繰り返し攻撃するような仕組みになっている点であります。毒素は4週間の間、血液に乗り全身に廻っています。

 

 この抗癌剤投与を1クールと言い、普通は毎月行い4クールで1セットを完了する。抗癌剤の種類により投与方法は変わってくる。1セットが終わっても、何か月かおいて、又抗癌剤投与が始まることが多い。

 

 一番問題になるのが、毒素を解毒する肝臓、腎臓、が硬くなり、機能低下が進むことであります。ある程度までは肝臓も腎蔵も機能低下が進んでも、黙って機能しているが、機能低下が20%弱になると全く機能しなくなります。

 

 こうなるとどんなことをしても助かりません。肝臓や腎臓をそこまで追い詰める抗癌剤治療をすることが問題です。70歳を過ぎるとただでさえ、肝機能、腎機能は50%ほどに低下しています。

 

 それに対して抗癌剤治療を1セット施すと、確実に20%の確率で機能低下が起こります。残りは30%の機能しか残っていません。既に非常に危うい状態に置かれているのです。

 

 こんなに危ない抗癌剤治療を患者さんは、とても真面目ですから、頑張って最後までやり抜くのです。お医者さんはダメと分かっていても、延命という名目のもと、仕方なくやっていることもあります。

 

 お医者さんよりも患者さん自体が考える事です。お医者さんはダメだと分かっていてもダメだとは言いません。抗癌剤の怖さをしっかりと覚えておいてください。自分の事は自分で方針を決定して、進む決断が大切です。