癌と生命力の関係

 ここでいう生命力とは、人間の生き抜く力の事です。 人間は生まれた時に、125歳まで生きる力を父母から授かって生まれていると言われています。

 

 ローソクでたとえるなら、蝋の部分です。人間は酸素と食物を取り込み栄養素とします。その栄養素にほんの少し蝋を加えて生きているのです。年を取って蝋の部分が無くなると、酸素や食物を取り込んでも、内臓がしっかりしていても、蝋が無くなると必ず死ぬのです。

 

 生命力は蝋の先で燃えている炎と考えてください。何事もなく健康な生活を送れば125年間燃え続けるのです。ところが若い頃は暴飲、暴食、過労、セックス過剰、等無茶な生活をします。

 

 其の度に、生命力は激しく燃え盛り、命の火が消えないように頑張ります。ところが無茶な生活が多くなると、蝋の部分を沢山消費する為、生命力は低下します。60歳台でヨボヨボになり、短命で終わることもあります。

 

 50歳代で癌になり、手術、抗癌剤治療、放射線治療、などを行い、入退院を繰り返すと、生命力は激しく燃え盛り、命の火を消すまいと必死になって、生き延びようとします。

 

 癌の治療で一番の弱点は、生命力の無駄ずかいにあります。手術、抗癌剤治療、放射線治療、などは一度の入退院で全生命力の10%を無くしてしまいます。

50歳代でまだ70%の生命力が残っている人の場合、5回入退院を繰り返すと、残りの生命力は20%になります。

 

 生命力が20%を下回ると、もう何をやっても助かる見込みは無くなります。ましてや、この時点で抗癌剤治療をすると、早く死なせるだけの治療となります。

 

 抗癌剤治療を行うと、痛い、苦しい、眠れない、吐き気、頭痛、不安,恐怖感、ダルサ、抜け毛、などの症状が襲い掛かってくるのは、生命力が嫌だという治療を強引にしてくるための、生命力の抵抗であります。

 

 特に抜け毛が一番問題です。頭が丸坊主になるほど、生命力にダメージを与えています。人間の生き抜く力そのものにダメージを与える抗癌剤は、私に言わせれば、吸血鬼の毒牙であり、人間の生命力を吸い取る悪魔です。

 

 末期癌でも、生還した人たちは、生命力がまだ残っている時、自分の判断で抗癌剤治療をきっぱりと辞めた人たちです。ここの思いきりが普通の人にはできないのです。此の儘、ほおっておけば癌はどんどん大きくなり、死ぬだけだと思い込んでいる為、死ぬまで戦うのです。

 

 まだ生命力が残っている人は、抗癌剤治療を何とか乗り切って社会復帰して見せるという意欲がある人なのです。この時点で抗癌剤を断固否定する決断を下す人が、生き残れるとはだれが考えるでしょうか。

 

 お医者さんは抗癌剤治療をすると死ぬと分かっていても、延命治療だといって行います。患者さんがそれを望むし、お医者さんとしても、それ以外打つ手がないのです。

 

 確かに抗癌剤治療をすると癌は一時的に縮小して、次に再発するまで延命するような錯覚になります。しかし、生命力は確実にダウンしてゆきます。その為いつまでも抗癌剤で延命することは出来ないのです。

 

 生命力が20%をきると、何をしても全く効果が上がらなくなります。気力も衰え、自分でもこれはダメだなという感覚になります。多くの人がこの時点になって初めて、抗癌剤はダメだと気が付くのです。

 抗癌剤はダメだから、代替え医療で何とかならないかと相談に来る人が多いのも、この段階の人たちです。