癌細胞と正常細胞の関係

 正常細胞は秩序正しく並んで共同生活を送っています。その正常細胞が突然暴れだして癌細胞になると、周りの正常細胞が共同で癌細胞を排除します。正常細胞の中から変異した癌細胞を、最初の段階では免疫細胞は見逃してしまいます。

 

 最初の癌細胞は正常細胞により排除されるのです。しかしある程度、癌細胞が大きくなり目立つようになると、免疫機能が働いて癌を排除します。健康な人の場合は癌細胞も増殖できません。

 

 ところがヘビースモーカーのように何十年もタバコを大量に吸い続けると、低酸素、低体温、ヤニで肺の中が真っ黒になると、癌体質となり、癌がどんどん発生する環境になります。

 

 こうなると正常細胞も免疫機能も癌細胞に負けてしまい、正常細胞は次々と破壊され、癌細胞は増大します。

 

 たばこ、酒、過労、人間関係、精神的苦痛、過食、偏食、等に偏った生活をしていると癌体質になってしまいます。癌体質こそが癌の親分であります。

 

癌が出来て大慌てで、手術、抗癌剤治療、放射線治療、等を繰り返し、癌体質をさらに悪化させることは根本的な治療とはなりません。その為、医療が発達した現代でも癌が撲滅できないのです。

 

 癌になる人は1年間に84万人もいます。5年以上の生存率も医療の進歩により50㌫前後を確保しています。しかし、治らない50㌫の人に、新たに癌になる人が年々加わると、120万人~150万人の癌患者が治療を受けているのです。

 

 癌体質こそが癌になる親分であるのに、癌そのものを取り除くことに専念して、手術などで癌を取り除きます。癌は無くなりますが、その負担で癌体質は

悪化します。

 

 癌を取り除いたことにより、もう治ったと勘違いして、元の生活に戻るのは、子分を逮捕して、親分にはお金を渡しているようなものです。親分はにっこり笑って、倍返しにして、再発して見せるぞ、と思っています。

 

 癌になった人は、手術をするにせよ、しないにせよ、癌体質という親分をしっかり頭の中に意識して、生活基盤をどのように立て直すか、最大限の努力を払うことが一番大切になります。