肝臓癌とラジオ波焼灼療法

 

ラジオ波焼灼療法とは

 

 肝臓がんに対して、直径1,5みりの電極針を挿入し、ラジオ波電流を流すことにより、電極周囲に発生させた熱によって、肝臓がんを固めてしまいます。固まったガンは間もなく死んでしまいます。

 

 この治療法の良いところは、傷口が針1本分ですので、全身への影響が極端に少ないという利点があります。最大で5センチになった癌でも治療できると言われており、入院も5日~2週間、治療後の生活も普通に出来ます。

 

 今までの手術、放射線療法、抗がん剤治療、などに比べると、生活の質を保ったまま、早期に癌を除去できるという点では格段に良い治療と言えます。

 

欠点としては再発率が非常に高い

 

ラジオ波だけでなく、手術、抗がん剤治療、放射線治療、などすべてにおいて再発の可能性は高いのです。癌が、死亡原因の1位に挙げられているのは、この再発率の高さ、転移の高さがあります。なぜ再発率は高いのでしょうか?

 

 肝臓がんはB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、に感染して何十年もたつと、肝臓内部で常に戦争が起きている状態であります。ウイルスはいったん感染するとなかなか退治することはできません。その為、肝臓内部で繰り返し戦争が起きています。それがもとで、脂肪肝―肝硬変―肝臓癌へとなっているのです。

 

 肝臓がんが見つかった時には、肝臓の機能はすでに最低レベルまで落ち込んでいます。免疫力も最低レベルですから癌も出来るのです。そのような肝機能の状態では、何をやっても再発するリスクは排除できません。

 

そのほかにも再発リスクは沢山ある

 

ラジオ波の場合、直接、目で見ているわけではありません。超音波で完全に治療が出来たかどうか見ていますから、治療が不十分となる可能性があるので、再発する可能性があります。

 

 ラジオ波は肝臓がんを消滅させるが、肝炎ウイルスを消滅させるものではないのです。ここが一番の問題点です。肝臓と肝炎ウイルスは、毎日戦争していますから、肝臓がんを消滅した時の弱りに乗じて、襲いかかってきます。

 

肝臓がん3センチに対して、4センチ四方を焼灼するので、正常細胞もかなりダメージを受けます。そのときに肝炎ウイルスは勢いを増し、肝臓の免疫力を低下させ、結果として再発率を高めてしまいます。

 

 ラジオ波の治療後、肝臓内部には微小な癌が多数生じている場合が多く、その為、抗がん剤治療などを組み合わせて治療しています。この時の抗がん剤によっても免疫機能が低下してきます。

 

目先の治療では肝臓がんは難しい

 

 肝臓がんになる背景には癌体質があります。どのような治療でも、目先の癌だけを取り除く治療では限界があります。再発率は70%~90%となります。また、転移したら、どこに癌が出来るかわからないので、根治は難しく、抗がん剤治療で延命だけが目的となります。

 

 せっかくラジオ波で癌細胞が消滅したのですから、そこからは、本格的に代替え治療をする必要があります。抗がん剤で癌を追い詰めることばかり考えていては免疫力の低下になります。化学療法と並行して代替え療法をするという、欲張った考えの人も多くいますが、それでは本当の治療にはなりません。

 

 本格的に、からだ全体の体力増強を考え、食生活の改善、半断食、軽い運動、平穏な生活、温熱療法、サプリメント、などによって、癌体質を脱却する必要があります。自分の体内にある自然治癒力を信じて、真正面から癌体質を改善することが延命、さらには完全治癒につながる道が開けるのです。