癌とドロドロ血液

 

 癌になる原因は色々ありますが、最も確率の高いのがドロドロ血液であります。戦後の経済成長と共に、食生活も急激に欧米化され、日本伝統の和食文化が影をひそめ、それと歩調を合わせるかのように、癌が死因のトップに躍り出てきました。

 

ドロドロ血液はなぜよくないのか?

 

 赤血球は毛細血管よりも大きいため、細く変形して毛細血管を通り抜けています。ところが血中の糖分が多くなると、赤血球は硬くなり、細く変形しにくくなります。その為、毛細血管で渋滞が起きてきます。

 

 全身の毛細血管で渋滞が起きると、毛細血管を傷つけたり、塞いでしまうこともあります。その為、酸素や栄養素をスムーズに届けることが出来ません。

そうなると、周辺の細胞が死滅してしまいます。

 

 また、太い血管も、しだいに脂肪やコレステロール、カルシウムが付着しやすくなります。その為、血管が細くなってきます。そのままの生活をしていると、動脈硬化が進行し、脳梗塞、心筋梗塞などが起きてきます。

 

内臓の機能低下が1番のダメージ

 

 糖尿病性の腎臓機能低下は上記の、ドロドロ血液のため腎臓の毛細血管が詰まり、腎臓の細胞がある程度、死滅して腎機能が低下した為に、人工透析に移行したのです。

 

 肺癌はたばこが原因と言われていますが、本当の原因はドロドロ血液です。なぜなら、肺に入ってくる血液は1日にドラム缶40本分という大量の血液が入り、炭酸ガスや老廃物を取り除き、新鮮な酸素を供給(ガス交換)して、心臓に送る働きをしています。

 

 毎日の働きの中で、ドロドロの血液は末梢細胞に負担をかけ、傷つけたり、死滅させることもあります。その結果、肺機能の低下、免疫力の低下が起こり、癌細胞を除去する能力も低下して、肺癌となるのです。

 

ドロドロ血液は食生活と関係が深い

 

患者のAさんは、糖尿病があり、肥満(95k)である為、運動が苦手で運動をしない、インシュリンの注射をしている為、腹が減り沢山食べたい、特に甘い物に目がない、食後はゆっくりテレビを見て過ごしたい、間食につい手が出てしまう、食事の時間はがっちり食べてしまう、夜寝る前に腹が減り、インスタントラーメンを食べて寝る。

 

 Aさんは、ほぼ毎日このような生活をしているといいます。血液に糖分が多く含まれると、糖分によって中性脂肪が増加し、血小板が凝縮して、赤血球は硬くなり、ドロドロの血液になります。

 

 この癌体質は癌の親分のようなもので、この環境の中で、癌はすくすくと育ちます。ドロドロ血液は末梢血管、すべての細胞から、癌細胞が生まれてくる土壌を作り出しているといえます。

 

 ドロドロ血液になる食生活を長年続けていると、癌の発生率が高くなることがお判りでしょうか?今からでも食生活を改善して、癌にならない体質にしておくことが大切です。