癌は低酸素を好む

 癌は低酸素を好みます。なぜ低酸素を好むのでしょうか?それは癌の生い立ちにあります。癌は低酸素、低体温、高血糖、を好みます。このような土壌の中で育ったのが癌細胞です。

 

 水は山から流れ下るとき、岩にあたったり、土の中をくぐったり、激しくぶつかり合ったりして、酸素を充分取り込んだ清流になります。ところが水もよどんできて流れが無くなりその上、高血糖の栄養物がどんどん入って来たとします。

 

そうなると、水を浄化する機能が限界に達し、川底にヘドロがたまります。このヘドロこそが癌の正体であります。悪臭を放ち、周りのものを全て腐らせてしまいます。

 

運動をすると、体内に酸素が供給され血液もきれいになります。こうなると癌を攻撃する免疫細胞が活発に動き出し、癌を排除します。その上、白ご飯や白砂糖を使ったお菓子類、炭酸飲料水、などの高血糖食品を少なくすると、癌は絶滅に危機にさらされます。

 

 これで癌細胞がなくなれば、癌は簡単に撲滅できます。ところがそうは行きません。身体の中が健康体になる生活に切り替え、免疫細胞も活発に活動しますと、癌の塊は、周りを硬く閉ざして、冬眠します。

 

 蛇や熊が冬眠するのと同じで、癌の塊の中に閉じこもり動かなくなります。そうなると栄養も入ってこないのですが、飢餓状態でも耐え抜いて生きる力を持っています。

 

 このような力を持っているため、抗癌剤治療や放射線治療も半分くらいは効果を挙げますが、全滅することは出来ないのです。

 

 癌は低酸素、低体温(33度~35度台)、高血糖、のなかで成長しますが、人間も悪い体調の時ばかりではありません。運動もするし野菜も食べます。癌は、その体内の状況に合わせてスピーデイに変化します。

 

 体調が悪化してきたら増殖を初め、体調が良くなってきたら、一時的に冬眠して、次の体調が悪くなる時期を根気よく待っています。抗癌剤や放射線治療の時も、すばやく冬眠体制に入り被害を最小限に食い止めます。

 

 抗癌剤や放射線で体内環境が悪くなると、残っていた癌細胞の出番です。転移、増殖の好機到来とばかり活躍します。

 

 癌になったら、癌を撲滅することばかりにとらわれず、体内環境を良くする生活を心掛けるべきです。癌は体内環境が良くなると冬眠するのですから、癌と共存する覚悟で、しっかりとした生活基盤を作り上げるのが良いと思います。